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第18回ニコムセミナー「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」

~今ある環境問題と近未来について~

講師
中部大学 総合工学研究所 工学博士(副所長) 武田 邦彦 氏
日程
2008年1月21日
時間
18:30~20:00(セミナー)、20:00~21:30(懇親会)
会場
費用
セミナー 2,000円、懇親会 3,500円
定員
100名

環境問題への取り組みは、社会全体で広く活動されています。
しかし、その取り組みは何のために行われているのでしょうか?
日本の環境を考えた活動が、実はマイナスの結果になっているとしたら…。
昨今、活発に行われているペットボトルのリサイクル。
武田先生が執筆された書籍にもリサイクルについての記述がありますが、
そこには実際のペットボトルリサイクル率の低さ、
更に驚いたのはペットボトルに使われている石油量は
日本に輸入される1/1000程度に過ぎず、
自動車の使用量を同じだけ減らした方が効率的に同じ効果が出るといった驚くべき内容が記されています。 
これからの取り組みの中で大切な事は、真実を知り、環境問題に取り組むことです。
この機会にもう一度考えてみませんか。本当に考えなければいけない問題を…。

【講師プロフィール】
武田邦彦先生中部大学 総合工学研究所
工学博士 (副所長) 武田邦彦 氏 

■ 主たる活動
中部大学総合工学研究所 教授 (副所長)
※2007年4月に名古屋大学から移動
多摩美術大学非常勤講師
上智大学非常勤講師
内閣府原子力安全委員会専門委員
文部科学省科学技術審議会専門委員
文部科学省中央教育審議会専門委員
日本工学アカデミー理事
日本工学教育協会特別教育士
シニアー創造学院客員教授
青森県鰺ヶ沢町顧問
ケン・ミレニアム株式会社顧問
旭化成工業株式会社
芝浦工業大学・名誉賛助員
名古屋大学高等研究院

■ 経歴
昭和18年(1943)6月3日、東京都生まれ
昭和37年(1963)都立西高等学校卒業
昭和41年(1966)東京大学教養学部基礎科学科卒業
同年(1966)旭化成工業(株)に入社
(1986)同社ウラン濃縮研究所長
平成5年(1993)より芝浦工業大学工学部教授を経て、
平成14年(2002)より名古屋大学教授 工学博士、専攻は資源材料工学
東京大学、京都大学、東北大学、横浜国立大学、
早稲田大学、立教大学、愛知大学などの非常勤講師
芝浦工業大学評議員、学長事務代理、大学改革本部長代理、
教務委員長、日本工学教育協会常任理事、JABEE工学一般審査委員長、
非営利法人「おもしろ科学たんけん工房」「テクノ未来塾」理事などを経験。
物理化学的手法を用いた原子力、材料、環境などの研究と、
倫理、教養、安心などの研究。専門は資源材料工学

■ 主な受賞:日本工学教育協会工学教育賞(倫理)、
日本原子力学会平和利用特賞、日本エネルギー学会賞、
日本工学教育協会論文・論説賞(創成科目)、
マテリアルライフ学会論文賞、資源素材学会発表論文賞, 
World Materials Day Awardなど。

■ 著書(共著を含む):
「高等学校国語現代文」(第一学習社,2004,”愛用品の五原則”が収録される)
「環境問題はなぜウソがまかりとるのか2」(洋泉社2007)
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(洋泉社2007)
「何を食べれば安心か」(青春出版2004)
「難燃材料データブック」(NEDO,2003)
「難燃高分子材料の高性能化技術」(テクノネット2003)
「二つの環境」(大日本図書2002)、「エコロジー幻想」(青春出版2001)
「リサイクル幻想」(文春新書2000)、「リサイクル汚染列島」(青春出版2000)
「リサイクルしてはいけない」(青春出版2000)
「有機材料工学」(シグマ出版)、「分離のしくみ」(共立出版)
「分離科学ハンドブック」(共立出版)、「イオン交換」(講談社)、
「日本の将来と産学連携」(丸善)、など約50、論文・総説など約500編
学術発表約1200件、特許など約100件。 

■ 趣味:歴史、熱力学 

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