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アルツハイマーエデュケーションセミナー2004

痴呆介護 - その最新のアプローチ -

講師
講師 : ボブ・プライス氏 総合コーディネーター兼通訳 : グリーンナップ・千鶴氏
日程
2004年6月30日
時間
9:30~17:00 セミナーおよび講演
会場
費用
30,000円
定員
100名
アルツハイマーエデュケーションセミナー2004 アルツハイマーエデュケーションセミナー2004

■ 後援
オーストラリア連邦政府
高齢者対策省 高齢者政策局(office for older Australians)

■ 概要

昨年6月に厚生労働省老健局長の私的研究会である高齢者介護研究会(座長・堀田力さわやか福祉財団理事長)がまとめた報告書「2015年の高齢者介護~高齢者の尊厳を支えるケアの確立に向けて~」が発表されて以来、今後の介護保険事業の行く末を占うものとして大きな反響を呼んでいます。
なかでも注目されているのが、これからのサービス標準を痴呆性高齢者対応と位置づけていることです。これは、要介護高齢者のほぼ半数が、施設入居者に限っては約8割に痴呆の影響が認められることからこれからの高齢者介護を考えていく上で、「痴呆性高齢者対応が行われていない施設は、施策としての存在意義が大きく損なわれえると言わざるを得ない」という認識に依っています。.
 
平成17年度から全国一斉に主要サービスで導入される外部評価と併せ考えると、標準サービスである痴呆性高齢者介護の質を高められない事業者は、介護保険市場からの撤退を余儀なくされるという日が近い将来確実に訪れることが予想されます。
このようにますます痴呆介護に対する重要性が高まるなか、本セミナーは、オーストラリアで40年近く痴呆介護に携わり、初代のニュー・サウス・ウェールズ州アルツハイマー協会会長も務めたボブ・プライス氏を招き、北欧と並ぶ痴呆介護の先進地と称されるオーストラリアの痴呆介護のエッセンスを紹介いたします。.
 
基礎編では、これまでのセミナーと同様に痴呆症に対する基本的理解と問題行動の予防・対処のほか、最近注目を集めながらも必ずしも正しく普及していない感がある「Validation」や痴呆介護上あまり意味がないにもかかわらず海外視察はじめ俄かに脚光を浴び始めたアクティビティ「Diversional Therapy」の開設も加えてまいります。
さらに、昨年好評だったケーススタディ編を今年も開催し、より実践的な分析・解決方法を導き、いっそう深い痴呆症ケアの理解につなげていきますので、基礎編・ケーススタディ編ともども受講いただきますことをお奨めいたします。.
 

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