第68回ニコムセミナー「自動車産業の現状と今後」 |
- 中部三菱自動車販売株式会社 鉄鋼製品本部 鉄鋼製品事業ユニット 三菱車拡販タスクフォース担当 西野 慎祐 氏
- 2012年3月27日
- 18:30~20:00(セミナー)、20:00~21:30(懇親会)
- 株式会社ニコム 会議室
- セミナー 1,000円、懇親会 1,000円
- 30名
みなさんはCHAdeMO(チャデモ)をご存知でしょうか?
CHAdeMO(チャデモ)(※)とは日本メーカーが共通採用している、
日本独自の自動車用急速充電規格の事で、
交流電圧の異なった世界各国で使用できるという利点があります。
この規格が国際標準化されれば、国産EVは改修を行わずそのまま販売でき、
関連産業も研究開発の成果をそのまま輸出することが可能になります。
欧州各社も同様に考えており、
それぞれの規格を国際標準化するべく各国がしのぎを削っています。
場合によっては仕様の違いによりガラパゴス化してしまった携帯電話のように、
高度な技術をもちながら日本産EVが国際競争力を失ってしまう可能性もあります。
過去を振り返ると、新分野では常に標準規格を巡る主導権争いが起きてきました。
ベータとVHS、MDとDCC、GSM/GPRSとcdmaOne、最近ではブルーレイとHD DVDの争いなどがあります。
日本の自動車産業の行く末はどうなるのでしょうか?
そのような疑問を解決するべく今回のセミナーでは中部三菱自動車販売株式会社の西野慎祐氏にお話いただきます。
電気自動車の現状を切り口に自動車産業の現状と今後
そこから見える日本が取るべき道のヒントをお話いただきます。
ご期待くださいませ!
(※) CHAdeMOとはCharge for Moveの略。
同時に「(充電中に)お茶でもいかがですか」という意味もある。