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アルツハイマーエデュケーションセミナー2002 痴呆介護 - その最新のアプローチ - |
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- 講師 : ボブ・プライス氏 総合コーディネーター兼通訳 : グリーンナップ・千鶴氏
- 2002年6月3日
- 9:30~17:00 セミナーおよび講演
- [大阪]松下電工NAISショールーム大阪・京橋:[東京]中央大学駿河台記念館・御茶ノ水 : [名古屋]日本福祉大学サテライトキャンパス名古屋・鶴舞
- 28,000円
- 100名
■ 後援
オーストラリア連邦政府
高齢者対策省 高齢者政策局(office for older Australians)
■ 概要
- Latest Approach to Dementia Care - (痴呆介護 - その最新のアプローチ -)
昨年ご好評いただきました、オーストラリアの最新地方介護セミナーを痴呆症ケアの権威ボブ・プライス氏を講師に招き、開催いたします。.
超高齢化社会にあって平成12年4月に介護保険法が施行され、それとともに急速に「介護」や「痴呆症」に対する社会的な認知が高まりました。しかしながら、介護現場を含めて一般には実際の症状や処遇については必ずしも正確な理解がされていないというのが実状です。
なかでも「痴呆症ケア」に関しては、施設入所者の7割近くが痴呆症であるといわれているにも関わらず、よやく来年度から国レベルでの痴呆介護研修事業が実施されるという状況にあります。
翻って海外に目を転じますと、痴呆症の進行防止に効果があるといわれる「グループホーム」の発祥の地であるスウェーデンがあまりにも有名ですが、痴呆症ケアの先進国であるにも関わらず意外に知られていないのが南半球の国オーストラリアです。
平成12年度の厚生白書にはサービスの質の向上に向けた取り組み事例として、オーストラリアが紹介されています。
今回のセミナーは、痴呆症ケアのプログラムとしては正解で最も完成形に近づいたといわれる先進国・オーストラリアにおけるエッセンスを、主に施設や病院の経営者・管理者の方々にご理解いただき、介護の分野では避けて通ることのできない痴呆性高齢者の処遇を高めていくことを目的に、そして副次的効果としてマンパワーやコストの軽減が図られることを期待して開催いたします。
講師は、ニュー・サウス・ウェールズ州のアルツハイマー協会初代会長であるボブ・プライス氏です。彼は30数年間の研究と経験に基づき、痴呆症ケアはメディカルモデル(医療型介護)ではなく、ソーシャルモデル(社会型介護)による処遇が最適との視点に立ち、オーストラリア連邦政府および州政府からの依頼により痴呆介護者のトレーニング、指導者養成、建築計画上の助言、職場・経営指導と痴呆症ケアにかかる全ての領域で活躍されています。
オーストラリア各地で大きな反響を呼んでいるボブ氏自ら考案した痴呆症ケアのプログラムを中心に講演致します。日本では今回が2回目のセミナーとなります。また、ビデオやスライドを効果的に用い、専門知識のある通訳者を介してのセミナーですので、参加者の方々にはわかりやすくご満足いただけるものと信じております。.