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アルツハイマーエデュケーションセミナー2003 痴呆介護 - その最新のアプローチ - |
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- 講師 : ボブ・プライス氏 総合コーディネーター兼通訳 : グリーンナップ・千鶴氏
- 2003年6月24日
- 9:30~17:00 セミナーおよび講演
- [東京]中央大学駿河台記念館・御茶ノ水 : [名古屋]名古屋市中小企業振興会館・吹上
- 30,000円
- 100名
■ 後援
オーストラリア連邦政府
高齢者対策省 高齢者政策局(office for older Australians)
■ 概要
- Latest Approach to Dementia Care - (痴呆介護 - その最新のアプローチ -)
一昨年、昨年とご好評いただい基礎編に加え、今年は初のケーススタディ編も開催いたします。.
4年目を迎えた介護保険は、平成15年4月の介護報酬および指定・運営基準の見直しといった制度改定に加え、要介護認定にかかる一次判定ソフトの改良、グループホームにおける第3者評価事業の実施など、サービスの量的確保から室の向上への明らかな政策転換が起きています。こうなれば介護事業者を取り巻く環境はすでに参入から淘汰の時代へと突入している中、今後とも事業者として継続して良質な介護サービスを提供していけるように、人材の育成とともに堅固な運営基盤を確立することが重要です。
そこで今回のセミナーは、今後ますます増加すると見込まれる痴呆症高齢者の処遇に関して、国際的先進国と言われるオーストラリアのエッセンスに学び、マンパワーの養成のみならず痴呆症ケアシステムの構築に資するとともに、人員の効果的配置やコスト軽減などが図られることを目的に開催いたします。
講師は、一昨年、昨年に引き続きニュー・サウス・ウェールズ州のアルツハイマー協会初代会長であるボブ・プライス氏です。彼は30数年間の研究と経験に基づき、痴呆症ケアはメディカルモデル(医療型介護)ではなく、ソーシャルモデル(社会型介護)による処遇が最適との視点に立ち、オーストラリア連邦政府および州政府からの依頼により痴呆介護者のトレーニング、指導者養成、建築計画上の助言、職場・経営指導と痴呆症ケアにかかる全ての領域で活躍しています。
痴呆症とは?という基本的理解からオーストラリア各地で大きな反響を呼んでいるボブ氏自ら考案した痴呆症ケアのプログラム・アクティビティをスライドやビデオを効果的に用い、専門知識のある通訳者を介して講演致します。.
日本では、3回目となる基礎編に加え、より実践的な分析・解決法を導くケーススタディ編も開催し、さらに深い痴呆症ケアの理解に繋がるものとなっています。.